2005-06-27 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
そもそも、この全頭検査、これは御承知のように世界には例を見ない言わば思い切った手段を講じたわけでありますが、これは平成十三年の九月に我が国で初めてBSE牛が発生して以来、これによって膨らんだ国民の牛肉不信、これを一掃するために我々はこの全頭検査という思い切った手段を講じたところでありまして、その後、今日まで四百五十万頭を超える牛の検査を実際実施してきたところであります。
そもそも、この全頭検査、これは御承知のように世界には例を見ない言わば思い切った手段を講じたわけでありますが、これは平成十三年の九月に我が国で初めてBSE牛が発生して以来、これによって膨らんだ国民の牛肉不信、これを一掃するために我々はこの全頭検査という思い切った手段を講じたところでありまして、その後、今日まで四百五十万頭を超える牛の検査を実際実施してきたところであります。
最後に述べたいことは、牛肉不信は農政不信と言われるように、農水大臣に対する不信任は、牛肉の暴落によって、国民から議論の余地なく結論がついているということであります。 今、牛肉に対する信頼を回復するために求められていることは、今までの農政の誤りを国民に深く謝罪し、畜産行政など関連の行政を根本的に転換する姿勢を国民に示すことであります。